父さんも生まれた時から父親じゃないから

記憶の中で、母親のイメージは通常温かく、親切であり、父親のイメージは常に沈黙しています。

父に愛を伝えるよりも、母に愛を伝えやすいようです。

父が私たちに何を伝えていいのかわからなく、父と付き合い方をよく知らない人も多いようです。

韓国の人気ドラマ『恋のスケッチ ～応答せよ1988～』の中で、家族の絆はとても感動的です。

姉の誕生日より3日しか遅れていない妹のドクソンは、毎年姉と一緒に誕生日を迎え、長女だからと優先されるボラと、末っ子だからと可愛がられるノウルの間で、自分が大切にされていないと感じていた上、他の悲しいことがあり、ガマンばっかりしていた次女のドクソンがついに爆発してしまうシーン。

しかし物語は終わらない。ドクソンが学校から帰る途中、お父さんが待っていた。ドクソンのためにちゃんとお誕生日ケーキを用意してくれ、二人でゆっくり話して、それから誕生日ケーキを持って出てきました。

父さんも生まれた時から父親じゃないから。すべての大人は、元こどもだ。

この現実の親は不器用かもしれませんが、その努力を忘れてはいけません。

現実の父親は、超能力も、世界を救う力もない。

社会で、仕事で、家庭で、それぞれの役割を果たす。

父親という役割の責任に触れてから、はじめて理解できるのかもしれません。